2013年03月01日

ホピ族の預言氷河期の到来と太陽の異変

 ホピ族の預言氷河期の到来と太陽の異変

太陽の異変
http://www.y-asakawa.com/Message2012-1/12-message39.htm

 

 
 

発生が近いとされる太陽の4重極化現象(東京天文台発表)  

 

「ホピの預言」が伝える氷河期の到来

プエブロ・インディオのホピ族は、太古の昔からある
「神話」と「預言」を伝承している。

拙著『謎多き惑星地球』をお読み頂いた方はすでの
ご承知の通り、「ホピの預言」が告げる多くの預言は

この100年 の間に次々と成就し続けて来ている。
「第一次、第二次世界大戦の勃発」、「核兵器の使用」

、「国連の創設」、「鉄道の発達と航空機時代の到来」
、「無線とインターネットの普及」、そして、「テロ

ニズムの発生 」・・・・・ これらはみな「ホピの
預言」通り、これまでにすべて成就している。

このような驚くべき「ホピの預言」は、さらに、近未来
に人類が遭遇することになる戦慄的な出来事についても

伝えている。それは、「大いなる清めの日」と呼ばれる
もので、人為的な愚行に端を発する終末戦争の勃発と、

自然の激変による地球的規模の大カタスロフィーの発生
である。第三次世界戦の端緒となるのは、病的世界に

苛立った民衆の蜂起と虐げられたマイノリティー
(少数派民族)すなわち、持たざる者、貧困にあえぐ弱者

の報復であると述べている。高い地位にある猟師と低い
地位の猟師との間に、狩り合いが始まるだろう。高い

地位にいる者たちはテロリズムを通して、獣のように
狩られるであろう。指導者たちも報復し、狩り合い合戦が

始まる。やがてその状況は力を増して広く行き渡り、
世界中どこでも統制がきかなくなるであろう 。

最近の世界各地で起きている格差社会に対する反発運動
や暴動を見ていると、まさに世界は「ホピの預言」通り

に動いていることがが 分かる。一方、「大いなる清め
の日」に起きるとされる、自然の激変については、

小氷河期の再来を前提とした寒冷化の脅威が告げられて
いる。預言は氷河期の前兆を次のように伝えている。

氷が再び増殖し、遅い春と早霜を経験する時代が来る。
冷風は春まで続くようになり、成長の季節を短くする。

種まきする前にモカシン(雪かき)で雪をかき分け、
そのため指覆い(手袋)がすり切れるときが来る。

最近の極端な暑さと寒さが繰り返される天候や、太陽の
4重極化という異常現象の発生を考えると、どうやら

太古の時代から伝えられてきた「ホピの預言」は、現代
科学が予測する「ペンタゴン・レポート」の近未来預言

の着地点と同一地点を示しているように思えてくる。
いずれにしろこれから先、太陽の活動からは目が離せ

ない日々が続くようである。そんな中、4月20日付け
の読売新聞の記事に記されたように4重極化がこの5月

に発生し、同じ月の21日に金環日食が発生することには
 何か深い意味が秘められているのかも知れない。

 


太陽の磁極と磁場に大きな変化が発生していることは、前回「太陽の異変」でお知らせ
した通りである。実は太陽の異変については、今回初めて明らかにされたものではなく
、既に 昨年9月2日付けの読売新聞にも次のように記されていた。

 

地球環境に変動?太陽北極域で異例の磁場反転宇宙航空研究開発機構の太陽観測衛星「ひので」が、太陽の北極域で磁場が反転し始めた様子を観測することに成功した。太陽の北極、南極の磁場は約11年周期で反転することが知られているが、今回は予想時期より2年も早いうえ、南極域では反転が見られないなど異例の様相を呈している。地球の環境変動につながる恐れもあるという。磁場の反転と、太陽の黒点数増減の周期は、通常約11年で一致していたが、2009年初頭まで続いた黒点の周期は2016年に延びた。活動周期が延びる時期は、地球が寒冷化することが知られている。研究チームの国立天文台 常田佐久教授は「観測されたことのない事態だ。地球環境との関係を調べるため、太陽活動を継続的に監視していく必要がある 」と話す

 


太陽は約11年周期で活動が低下する極小期と活発化する極大期を繰り返しており、
極大期には南北両極のプラスとマイナスの磁場が同時に反転するのが常である。

ところが今回 、太陽観測衛星「ひので」のデーターを基にした東京天文台と理化学
研究所の研究者を中心とした国際研究チームの研究発表によると、北極においては
 
例年より少し早めに磁場の反転化が発生しているのに、南極ではそれが見られずに
いるようである。

その結果、現在南極と北極が共にプラス(N極)となってしまっており、磁極が無かった
東西にマイナス(S極)が出来 るという異常な事態が発生しようとしている。これらの

観測結果は、太陽の内部で磁場を生み出すダイナモ機構が、現代的な太陽観測が
始まって以来初めての変動を来していることを示している。

そうした変動の原因は太陽の活動が低下し冬眠期に突入しようとしているからでは
ないかと、天文学者は考えているようである。そのため、4重極化現象だけでなく、

表面の黒点の数も 通常の極大期の数に比べて少ない状態が続いており、それらの
異常現象は地球に小氷河期をもたらすのではないかと懸念されている。

しかし、太陽の冬眠期と地球の寒冷化との関連性については詳しく述べられていない
ので、多くの方が戸惑っているようである。

そこで、昨年6月に放送されたNHK・BSテレビの「コズミック フロント」・「迫りくる太陽
の異変」という番組を再度見直して見たところ、 太陽の活動度合いが地球の気象に

大きな影響を与えている要因について触れていたので、見逃された方のためにその
内容を簡単に伝えておくことに した。
 

 

 
 

 

 
 

 
 

黒点も太陽フレアーも太陽内部から強力な磁力線が飛び出し て 発生するものである。

 

 

太陽活動の低下がもたらす影響


太陽活動の活動期と低下期はおよそ11年の周期で訪れ、それを表しているのが黒点の
大きさと個数である。しかし、地球に及ぼす光の量には活動期と低下期の間にわずか

0.15%ほどしか差がない。つまり、太陽の活動度は地球に及ぼす光のエネルギーそ
のものの量にはほとんど影響を及ぼしていないようなのである。
 

 

 
 

黒点の数は現在も極大期の数のより少ないままだ

 


それでは、地球の気象や寒暖に太陽の影響はないではないかと思ってしまうが、最近の
研究から実はそうした考えは誤りであることが分かって来たのである。その決め手と

なったのが、黒点の発生は実は太陽内部で起きている磁力の働き (ダイナモ現象)に
よるもので、太陽の内側で強い磁力が発生した時 、つまり太陽の内部活動が活発化した
時に黒点が多く発生することが判明したことであった。

このダイナモ現象の活発化によって、黒点が出来ると同時に磁力線が大量に発生し
太陽の外に飛び出す。これが我々が太陽フレアーとよぶ地球の何百個分に も達する

巨大な炎である。 この飛び出した磁力線は太陽系の外周部にまで及び、それによって
太陽系全体にバリアが張られ 、宇宙から飛来してくる宇宙線が太陽系内に入ってくる
のが保護されているのである。

従ってもし太陽内部のダイナモ現象が弱まると単に黒点の発生が減少するだけでなく、
磁力線によるバリアの力が弱体化し宇宙線(紫外線)が大量に地球に注がれることになる
 
。その結果、大気中には多くの微粒子が生成されて蒸発した水蒸気と一緒になって
大量の雲が形成される。

宇宙線が飛来しなくても、地上の水蒸気が蒸発して雲は形成されるが、単に水蒸気が
冷却されて出来た雲と違って、宇宙線によって出来た雲は微粒子が多いため、
一つ一つの粒子に付着する水蒸気の量が少な くなる。

それゆえ、通常の雲と違って宇宙線が多い時に出来る雲は、雨となって地上へ降り
注いで消えてしまうことが少ないのである。つまり、微粒子によって発生した雲は雨が

降っても消えずにそのまま残る確率が高く、地球は厚い雲に覆われた状態が長く
続くことになり、寒冷化をもたらすことになる というわけである。

これが「コズミック フロント」の「迫りくる太陽の異変」という番組が伝える寒冷化現象
(小氷河期の到来)の概要であるが、詳しい内容をお知りになりたい方は、オンデマンド
を利用して再放送をご覧になることをお勧めする。

確かに過去の歴史を調べてみると、11年のサイクルが狂い 始めたその後には、70年
近い太陽活動の停滞期が続き、異常な冷夏の発生で作物の不作による大飢饉が発生

している。 その代表例が1600年代の終わりから1700年代にかけて発生した
「マウンダー極小期」と呼ばれる活動の停滞期で、この時、ロンドンのテムズ川が凍結

したり、京都の桜の開花期が極端に遅くなったりして 、世界中で作物の不作による
大飢饉が発生している。
 

 

 
   
 

 
   

実は、寒冷化による小氷河期の到来の可能性については大分以前から言われて来て
いることであって、私も7年前の2004年10月のHPで取り上げているので、前から
私のHPを読んでおられる読者は記憶しておられるはずだ。

2004年と言えば、映画、「The Day After Tomirrow  」(ザ・デイ・アーフター・トゥ
モロー)が世界的に
大ヒットした年であった。読者もご覧になられたことと思うが、その

当時はまだ、世界的な異常気象が本格化し始めていなかっただけに、単なる娯楽
映画として捉えられてしまったようであるが、実はこの映画製作にはある 重大な背景が
あったのである。


管理者コメント

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Posted by なかお at 20:40│Comments(0)天変地異
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ホピ族の預言氷河期の到来と太陽の異変
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